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特殊なラバーシートの加工について

ラバーシートの加工の仕方2(特殊なシート編)

ラバーシートの一部には通常の加工とは異なる加工方法があるため、それを紹介します。
一般的なラバーの加工はこちらを見てください。

アプリケーションシートを使わない方法1(ステッカーのような使い方)

アイロンプリントと呼ばれるシートと同じような加工方法です。
Sublithin(サブリシン)とJetflockSolvent(ジェットフロックソルベント)で可能です。
JetflockSolventはアプリケーションシートが使えないため、また、Sublithinはラバーシートにコシがあるためこの方法が可能です。
溶剤用プリント&カットのラバーシートの加工方法

剥離

アイロンプリントシートの剥離。ステッカーと同じように剥がしますが、糊面はまだくっつきません。
プリント&カットまでの作業は一般的なラバーと同じです。
ただし、カス取りやアプリケーションシートの加工が不要で作業が簡単です。
ステッカーと同じように剥がしてアイロンプリントシートのように使うことが可能です。
糊面はまだくっつくことがないため安心です。

配置・ラバーの位置合わせ

カッティングラバーを見るためのサンプルブック
ラバーシートを好きな位置に置き、上からテフロンシートやシリコンペーパーを置きます。
位置合わせをした後、シリコンペーパーでズレないようにします。直接プレス機の盤面に当たらないようにする意味合いもあります。

プレス

プレスの工程。業務用のプレス機でも可能ですが、アプリの剥離作業がないため、アイロンでも加工しやすいです。
プレスの工程。業務用のプレス機でも可能ですが、アプリの剥離がないため、アイロンでも加工しやすいです。
※アイロンで加工する際は、温度があるかどうか、圧力を全体重かけてかけているかに注意してください。

プレス後に関して

市販のアイロンプリントのように特殊な技術がいらず、簡単に加工が可能です。また、品質が良いため洗濯などでもはがれにくい商品です。
レス後はテフロンシートを剥がすだけです。特にラバーシートに貼りついているわけではないため、簡単に剥がせます。

アプリケーションシートを使わない方法2(昇華のような仕上がり)

唯一、SoftPrint(ソフトプリント)のみ、印刷方法から加工方法まで異なります。
溶剤用プリント&カットのラバーシートの加工方法

反転プリント&カット

プリントアンドカットです。印刷面が糊面になるため、反転印刷を行います。
プリント&カットの工程です。印刷面が糊面になるため、反転プリントを行います。

剥離・カス取り

カス取りの工程は同じです。
カス取りの工程は一般的なラバーの加工と同じです。

プレス

プレスの工程。業務用のプレス機でも可能ですが、アプリの剥離作業がないため、アイロンでも加工しやすいです。
プレスの工程。印刷面(糊面)が下です。ツルツルしている面はプレス機側になります。

プレス後に関して

仕上がり。昇華のような仕上がりになります。素材が半透明のため、加工商材に白または淡い色の商材と制限がかかりますが、アプリ貼りがない分加工自体は楽です。
仕上がり。昇華のような仕上がりになります。
素材が半透明のため、加工商材に白または淡い色の商材と制限がかかりますが、アプリ貼りがない分加工作業が楽です。