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アイロンとプレス機

手軽にアイロンで加工ができる点が魅力のアイロンシート。
アイロンと業務用のプレス機はどの点が異なるかを簡単に説明します。
また、アイロンで加工する際のポイントもあわせて教えます。

プレス機のメリット

プレス機を使うメリットは安定した品質のため
・適切な一定の温度と圧力で加工ができることによる品質の安定
・盤面の大きさによる作業効率
この2点です

個人で楽しむものはアイロンでも問題ありませんが、誰かにプレゼントをしたり販売したりする場合は、相手を悲しませたくない、トラブルを避けたいと誰もが思う点です。
ビジネスとして、安定性と作業効率も考えると、プレス機は必要と言えます。

それでもアイロンで加工する場合

アイロンプリントシートをアイロンで加工する
とはいえ、プレス機は高価な機械であり、場所もとるため、なかなか導入がし辛い点があり、アイロンを使って小回りよく加工しなければいけないケースも考えられます。

アイロンで加工する際のポイント

アイロンプリントシートをアイロンで加工する

ドライアイロン>スチームアイロン

スチームアイロンはプレス面のスチームの穴や凹凸の位置が圧力がかかりにくいため、剥がれる原因となります。
ドライアイロンは比較的安く購入ができるため、どうしてもアイロンを使わなければいけない場合は、スチームアイロンよりもドライアイロンをご利用ください。
スチームアイロンしかない場合は、スチームは切った状態で、コテの位置を何度か変更しながら加工してください。
アイロンプリントシートをアイロンで加工する

コードあり>コードレス

コードレスは充電台からうかせている間は温度が下がり続けるため、連続して長い加工に不向きです。
常に充電台へ戻すように心掛けて下さい。
アイロンプリントシートをアイロンで加工する

垂直に圧力

圧力は垂直に、全体重をかけ、プレスの向きや場所を適度に変えながら全体をプレス加工します。
圧力、温度、時間が不十分だと剥がれてしまうため、加工のポイントを十分意識しながらプレスしてください。
アイロンで加工する際はクッキングシートで保護

盤面保護を徹底する

再プレスの場合はシリコンペーパー(クッキングシート)を必ず間に敷き、直接、シートにアイロンの盤面に当てないようにしてください。
シートを直接アイロンの面を当てると、シートがアイロンにくっついたり、はみ出した糊が盤面につくなど、シートの破損や、アイロン自体を傷める可能性があります。
アイロンに限らずプレス機の場合も同様となります。
この内容は、加工物を販売する際に記載することをおすすめします。